バリー・ユアグロー翻訳会

以前より企画されており、立ち消えそうになっていた
バリー・ユアグロー翻訳会の初回を本日開催した。
奇妙な味わいのショートショートで知られる
バリー・ユアグローの代表作、
「一人の男が飛行機から飛び降りる」
に収録された作品をひとつずつ翻訳していく。
いまひとつ伸ばしにくい読解力を鍛えるためである。


この本に載っているショートショートはとても短く、
大体1ページあるかないかである。
まず参加者それぞれが1時間ほどで和訳する。
次にみなで和訳をまわし読み、論点をいくつか挙げる。
最後に、柴田元幸大先生の翻訳を読み、納得する。


本日は「牛乳」、「村の生活」の二編を翻訳。
個人的には、「牛乳」はまあまあうまく訳せたが、
(それでも数箇所の誤訳があった)
「村の生活」は本質にかかわる誤訳をしたので、死にたかった。
でも、柴田大先生の誤訳っぽい部分も一箇所見つけたので、
まあよしとしよう(本当に誤訳かどうか解んないけど)。


ちなみに私と同じ間違いをおかした参加者の一人は
みんなで見直しているときに誤訳に気づき、柴田訳を見るまえに直し始めた。
「100点がとりたいのよ!!」といっていて、執念を感じた。
さすが英文科。


ちなみに参加者募集中です。
お気軽にどうぞ。

車谷長吉トークセッション

5月22日(火)の19時から、池袋ジュンク堂本店4階にて
「詩と小説のたのしみ」車谷長吉(作家)・高橋順子(詩人)
という因業なイベントがあります。
私は申し込みました。よければ誰か一緒に行きませんか。
下記サイトをご参照ください。
http://www.junkudo.co.jp/event2.html


ちなみに高橋順子を高梨順子と誤記しているので、
ジュンク堂腹を切って死ぬべきである
嘘です。ジュンク堂は結構好きです。
でもゲストの名前間違えるのはよくないね。