一件目。
卒論を再提出にいったら、エレベーターで浅田彰氏と二人きりになってしまった。やや引く。
氏はいつも俯き気味で何かに耐えるような表情で歩いている。きっと（自分以外の）世界の愚かさをこらえているのだろう。
浅田氏に関しては一月ほど前阪急四条のキオスクで『ヘラルドトリビューン』を購入しているのも確認している。さすが。
二件目。
晩御飯を食べに百万遍の『あやとり』にいったら、佐伯啓思氏が院生と思しき若い衆と歓談していた。ほろ酔いだった。院生の就職状況の話をしていたようだ。
「界隈」って感じがしたなあ。
