買い物が下手

昨日は眼鏡買おうと思って横浜を歩いたのだが、
お眼鏡にかなう眼鏡がなかった。
ファッション的なものを買うのが下手だなあ。
筆頭は服だけど。


どうして買いづらいかマーケティングの4Pにそって説明すると。


1.金を出すのがいや(Price)
身もふたもない話だがファッション的なものに金を払う習慣がない。
だから払ってよいと思える金額の上限が低い。
3000円以上するといやな気持ちがする。
しかしいまどき3000円ではユニクロですら服が買えない。
この感覚が常識的におかしいことは理解できるのだが。


2.どういうものがよいのか解からない(Prduct)
いろいろ見ているうちに何がいいのか解からなくなってくる。
この影には三つのギャップが潜んでいる。


a.「私が着たいもの」と「世間が着せたいもの」のギャップ。
ファッションって所属するコミュニティの表明でもあるわけだから、
まず自分がどういう人なのか意識しないといけない。
しかしこれがよく解からない。


b.「今もってるもの」と「買いたいもの」のギャップ。
俗に言う「あわせにくい」とかの問題。
このジャケットは素敵だが、いったい中にどんなシャツを着ればいいの?
というアレだ。
何を買っても今もってる服に合わない気がする。



c.「今欲しいもの」と「今売ってるもの」のギャップ。
世のおしゃれ野郎どもは次のシーズンを見越して買い物する。
たとえばいまだともう春物がぼちぼち売り出されてるはず。
しかし僕は硬派なので、今欲しいものを今買いたい。
そうすると僕は今欲しいものが買えないのですね。
もうセーターとか売ってないから。ぎゃふん。


3.どこで買うか解からん(Place)
これはまあProductに付随する問題だが、
どこで買っていいのか解からん。なのでやたらに歩き回る羽目になる。
そして疲れる。


4.情報がない(Promotion)
これもProductに付随する問題。
バーゲンの季節て具体的にいつなの?
今何がおしゃれなの?みたいな。


説明以上。


いつもこのようなことをぐるぐる考えながら
何も買わず繁華街を歩き回りかえってくる。


というわけでだいぶ問題が整理されたので解決は可能そうだ。
ちゃんとしたファッション戦略をたてねば。