中和剤として

ということで中和剤として
最近見つけたガーリーな日記を読んでこころを和ませる。


『居残りドリル』
http://d.hatena.ne.jp/schooldrill/


京都演劇界の最終兵器『ヨーロッパ企画』の
看板女優であらせられる松田暢子様の日記です。括目してみよ。
松田さんはかつては松田小箱という芸名だったが、気がついたら本名になっていた。
初めて『ヨーロッパ企画』の芝居を見ていたのは
吉田寮食堂で『苦悩のピラミッダー』の初回を見たときだ。
『苦悩のピラミッダー』は古代エジプトが舞台。
最初はみんな裸足なのだが、途中でサンダルがはやって
みんなサンダルを穿きだすというギャグがあった。
私は小箱さんの裸足をかぶりつきでみていた。そのときからファンだ。
って書くとすごいストーカーっぽいよね。
ストーカーじゃないです。許してください。


私はヨーロッパ企画とほとんど同じ時期に劇団をたちあげ、
しばらく活動し、うまくいかなくなって解散した。私はその前に退団した。
ヨーロッパ企画』はどんどん成功し、いまや関西演劇界ではメジャーだ。
公演も全国でうっている。素晴らしいと思う。


演劇をしていて思うのは(もうとっくにしていないが)、
成長するのも難しいし、続けるのも難しいということだ。
劇団は成功してもなかなか大きくはならないし、大きくなっても全然儲からないからだ。
つまり、基本的には「好きだからやる」ということしか
モチベーションになりえないのだ。そういうことを続けられる人々は少ない。
ヨーロッパ企画』の人たち、これからもがんばって欲しい。
本当に応援している。