2006-08-31 池田先生 車谷長吉の新刊『世界一周恐怖航海記』を読んでいたら、 我らが池田浩士先生の話が載っていたので紹介する。 車谷氏が慶応三田の独文科にいたとき、 池田先生は大学院博士課程がおり、親交があったそうだ。 その後、池田先生は京都大学教養学部の助教授として赴任するが、 数年後妻子を捨てて上京し、 東京渋谷の大衆食堂のお運びをしていたらしい。 あわてた同僚たちが手を尽くして探し出し、 再び大学に連れ帰ったという。 妻子助教授の座を捨てて渋谷で下働き。 やりますねー。