池田先生

車谷長吉の新刊『世界一周恐怖航海記』を読んでいたら、
我らが池田浩士先生の話が載っていたので紹介する。


車谷氏が慶応三田の独文科にいたとき、
池田先生は大学院博士課程がおり、親交があったそうだ。
その後、池田先生は京都大学教養学部助教授として赴任するが、
数年後妻子を捨てて上京し、
東京渋谷の大衆食堂のお運びをしていたらしい。
あわてた同僚たちが手を尽くして探し出し、
再び大学に連れ帰ったという。


妻子助教授の座を捨てて渋谷で下働き。
やりますねー。