米文学史概説

今日から東京帝國大學の柴田元幸教授の授業にナニすることにした。
ということで、まずは3限「米文学史概説」に出場。
予備校の授業の予習が終わらず、ちらっと遅れて参加(10分程度)。
教室の前のほうでうろうろしてたら、
柴田先生に「あ、そのプリントを2枚持って座ってください」と言われる。
ワン・ペナルティー


ピルグリムファーザーの決起文(のようなもの)、アメリカ独立宣言などを紹介。
アメリカの根底にある自意識過剰な感じを説明。
対比するかたちでインディアンの世界観も紹介。
「昔は人間も動物もいれかわったりできた。
特に説明はない。世界はそういうものだったのだ。」
という内容に関して、「こういう感覚は理詰めの西洋にはないっぽい」
というようなお話。
それからセルフメイドマン、ベンジャミン・フランクリン
13の徳目を紹介。節制、沈黙、秩序、決断などなど。
フランクリンの徳目をひっくり返すとブコウスキーになる、
というお話。


全体に余裕のあるよい授業。